豪ドルの為替相場について

どんな特徴が豪ドルの為替相場にはあるのでしょうか。外国為替相場で、高金利通貨と呼ばれる貨幣の代表格はNZドルや英ポンド、そして豪ドルです。AUDという通貨コードが使われている豪ドルを発行しているのは、オーストラリア連邦です。オーストラリア以外では、ポリネシアのナウル、ツバル、キリバスでも使われています。比較的良い財務体質を保っているオーストラリアはたくさんの資源がある国です。豪ドルの格付けは比較的良く、信用力が高いことがわかります。豪ドル円、豪ドル米ドル、ユーロ豪ドルなどの為替取引がFXではよく行われています。金利が高いことから、豪ドルを利用した外貨預金をすることで、日本円で貯金するよりも高い金利を得ることが可能です。日本円を得るための払い戻しの場合には、豪ドルを売る手続きが不可欠なので、レートによっては為替差損が生じることもあるといいます。豪ドルでの外貨預金をする場合、税引後の受け取り金利と、元金に対する為替損がいくらになるかを計算する必要があります。豪ドルが旅行などで必要となった場合には、まとまった金額を換金せずにおいたほうが良いでしょう。クレジットカードが使えるところではカード払いにし、あとは銀行にこまめに行って円を豪ドルに換金するほうが為替損が生じずに済むといいます。

豪ドルの歴史と為替相場

外国為替の運用でとても人気がある通貨が、豪ドルだといいます。豪ドルは1996年に世界に登場した通貨でオーストラリアではオーストラリアポンドが使われていました。オーストラリアはポンドという名称が示すとおり、英国通過を中心としたポンド通貨圏に含まれていたのです。豪ドルとなったことで英国ポンドから離脱しました。オーストラリアの景気は、1990年後半にアジア通貨危機の為替の影響などで低迷したことがあります。豪ドルは下落局面に入っていましたが、2000年に為替レートは底を打ち、以後は徐々に上昇局面に入ります。資源国である豪ドルが注目されたのは、中国やインドの景気が回復し、資源価格が上昇したからだそうです。継続的な利上げがあったことから、多くの人が豪ドルを購入しました。世界的な金融危機のせいで資源価格が大幅に下落したのが2007年です。利下げをされたことで豪ドルから投資マネーが流出しましたが、以後は徐々に回復してきています。大規模な経済対策と中国向けの輸出の増加を追い風に、豪ドルは今後成長する可能性のある貨幣であるというのが、これからの見通しです。インフレの高まりや金融規制の強化などがリスク要因としてあげられますが、為替差益を得るためには豪ドルは重要な貨幣になると考えられるでしょう。

FXで豪ドルの運用をする場合

為替差益だけでなくスワップポイントを稼ぐために豪ドルを持っている人が、FXではけっこう多いといいます。オーストラリアは資源国なため、豪ドルは暴落しにくい通貨だと言われています。そのため、中長期的に豪ドルを所持することで、スワップ益を金利によって得るという方法が注目を集めています。2000年以降の豪ドルの政策金利は平均で5%を越えており、7.25%になったときもあります。場合によっては知らない間に損をすることも、ほったらかしにしているとあるかもしれません。一切売買をせず、ただ豪ドルを保有するだけというスタイルを好む人は少なくありません。外国為替取引市場での取引量が豪ドルはあまりありません。ヨーロッパのファンドなどからの巨額の投資が一時的に出入りすると為替レートが大きく変動するという特性があります。鉱物資源や農作物などの天然資源がたくさんある国なので、天然資源の輸出状況にも為替市場が巻き込まれてしまうといえるでしょう。NZドルと関連した動きや、アメリカの経済状況に為替レートが影響されやすい通貨とも見なされています。住宅投資が増えてことや資源関連の設備投資により、国内景気が良くなりつつあるのがオーストラリアです。世界同時不況以後、経済情勢は回復しつつも安定しているため、しばらくは中長期の保有に適した通貨ともいえるでしょう。